香取市主催の発酵の日ワークショップに参加してきました


8月3日、福島県の宝来屋本店さんを講師に招いての味噌づくりに参加しました。「味噌づくりには味噌に適した糀を使うのがよい」とのこと。味噌業者さんならではのこだわりの大豆と糀、さらに秘伝の酵母入りの「種水」を使っての味噌づくり。「種水」を加えたおかげか、我ながらなかなかうまく出来たと思っています。1か月後に天地返しがあり、熟成にも半年近く寝かすのですが、いまから完成予定の来年2月が楽しみです。

8月4日には佐原の醸し処和ぎ(かもしどころなぎ)さんを講師に招いての発酵ドレッシングづくり。8種類もの材料のうち4つが発酵食品という、まさに発酵をふんだんに取り入れたドレッシング。その日の夜から使い始めましたが、ひと晩経つと、発酵の効果か、うま味が増して芳醇でよりおいしく変化したように感じました。

いずれのワークショップも、材料が計量された状態で配られたので、参加者の作業は混ぜるだけという内容でしたが、十分に楽しい内容でした。味噌造りでは「自分の手でこねるので愛着が湧く」、ドレッシングでは「ビンを振る作業が単純に楽しい」といった参加者の声が聞こえました。

楽しいうえに、口にしても美味しい。味噌については口にするまで半年のおあずけ期間があるものの、それすらも発酵食品の体験価値を高める仕掛けになっている。そう考えると発酵の魅力を実感させられたワークショップでした。

筆者の手で作った味噌
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