江戸の街並みを楽しめる佐原は酒蔵ツーリズムの拠点としてもお勧めです。1日あれば、古い町並み観光と三~四軒の酒蔵めぐりができちゃいます。
佐原のように酒蔵のある市街地は実は稀だと耳にしました。確かにぱっと思い浮かぶ該当するような街はほかにありません。以下、私のおすすめ発酵と観光のまちめぐりコースをご紹介します。
1. 忠敬橋から馬場本店へ歩いて行きましょう
馬場本店まで歩くと駅からはちょうど10分ですが、佐原観光の中心地である忠敬橋からは徒歩5分。小野川沿いに江戸の街並みを眺めながら忠敬橋に行って、酒蔵を目指しましょう。ここでは伝統白みりん「最上白味醂」と大吟醸「海舟散人」を郵送注文しましょう(国内限定)。どこの酒蔵も敷地内は無断立ち入り厳禁です。お店の人から許可をいただければ、明治三十年代に建てられたというレンガづくりの荘厳な煙突を見せてもらえるかもしれません。
2. 次は東薫酒造に歩いていきましょう
馬場本店から1~2分歩けば東薫酒造。佐原にお越しになられたら、馬場本店と東薫酒造の酒蔵二軒をめぐるのはかなり簡単。ぜひ有料試飲の飲み比べをしましょう。ここの旗艦銘柄は大吟醸「叶」。これも郵送注文しましょう。お店の奥にも土産物売り場があるので、忘れずにチェック。ひな人形は写真映えします。敷地内立ち入り禁止ですが、奥に山積みとなった清酒通い箱、さらに煙突と蔵が垣間見れます。道路を挟んだ重厚な蔵も見もの。
3. タクシーで神崎町の鍋店・寺田本家へ(タクシーは佐原駅からキープ)
実は、隣の神崎町にも二軒の酒蔵(鍋店、寺田本家)があり、各箇所の滞在時間を短めにすれば、四軒もの酒蔵めぐりができちゃいます。佐原駅からタクシーで向かいましょう。なお、酒蔵に寄っている間おカネにモノを言わせタクシーはキープしておきましょう。
4. キープしたタクシーで発酵の里こうざきに行って発酵食品を買いましょう
神崎町の酒蔵から道の駅「発酵の里こうざき」もタクシーで至近。発酵食品のお買い物を楽しめます。お酒による酔いでお財布の紐もゆるくなりがちですので、注意せずに勢いよくお買い物をしましょう。それも粋なお酒の嗜みかた 笑
5. 高速バスで帰るも良し、佐原に戻って一泊して翌日香取神宮参拝も良し
佐原のホテルは佐原商家ホテルNIPPONIA、ルートイン佐原駅前、ホテル朋泉(HOTEL HOUSEN)、佐原北ホテル、ホステルコエド佐原があります。